HA710の個人ブログです。


UToronicsを振り返る

昨年の 11 月に行われた東大の学祭である第 76 回駒場祭で,UToronics(ユートロ)という音 MAD-mix イベントに製作者側として参加した。音 MAD-mix というのは複数の音 MAD を重ねたり繋げたりして MIX したものを流す DJ ライクなクラブイベントのことである(音 MAD DJ と異なる点として,事前に音声と映像を作ってある点が挙げられる)。ありがたいことにたくさんの方に来ていただいて,会場もかなり盛り上がって非常に嬉しい限りだった。開催からすでに 3 か月以上経っているが,記録として文章を残す意味もあるので,自分のパートを中心に振り返ろうと思う。

なお,同じくユートロ参加者である「ひるいなきリベンジ」さんの振り返り記事もあるので,ぜひそちらもご覧になってほしい。

UToronics #ユートロ 自己紹介-mix制作後記|比類
UToronics #ユートロ 自己紹介-mix制作後記|比類

こんにちは。比類です。 今日も今日とて寒すぎますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。 こないだ、東大の学園祭で音MAD-mix(複数の音MADをいい感じにミックスしたもの)を箱で流して盛り上がるUToronics(ユートロ)というクラブイベントに、ひるいなきリベンジ名義で参加してきました。 #UToronics #ユートロ 【日時】11/22(土) 15:00-17:30 【会場】東京大学駒場キャンパス 5号館516教室 【入場料】無料 東京大学初の音MADクラブイベントを駒場祭1日目に開催します! 東大生たちによる新作音MAD-mix8本を上映予定。 タイムテーブルは後日公

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UToronics
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@UToronics

#UToronics #ユートロ

【日時】11/22(土) 15:00-17:30

【会場】東京大学駒場キャンパス 5号館516教室

【入場料】無料

東京大学初の音MADクラブイベントを駒場祭1日目に開催します!

東大生たちによる新作音MAD-mix8本を上映予定。

タイムテーブルは後日公開します。 https://t.co/BT3VqvggiJ

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UToronics コメント付きアーカイブ
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イベントそのものについて

音 MAD を作り始めてしばらくしないうちに受験(および浪人)があったこともあり,初めて音 MAD-mix などの音 MAD クラブイベントに行ったのは今年 4 月に渋谷の WOMB で開催された nerdtronics3(ナートロ 3)だった。(一部の例外を除いて)リアルでまったく繋がりのない人と会いに行く経験すらなかった自分にとってナートロ 3 の経験はまさに衝撃そのものと呼ぶべきほどに大きいものだった。体の底まで激しく鳴り響く音声も,網膜の裏まで焼き付くような明滅する映像も,これまで経験したことがないような強い感情を湧き起こさせた。ナートロ 3 によって,それまで触れもしなかったような音 MAD DJ,音 MAD-mix などのジャンルに引き込まれ,またリアルイベントの楽しみというものを知った。この直前に,もともと顔を知っている作者・見る専や一部の顔を知らない作者などと集まって音 MAD を流すという会に参加していたことも「リアルの楽しさ」を知る要因のひとつとしてあったと思う。

ナートロ 3 の様子
ナートロ 3 はまさに熱狂的な空間だった

そして 6 月頃に駒場祭で音 MAD-mix をやらないかという話をいただいて,非常に面白そうなのでぜひともやりたいということで決まった。実際ユートロに参加した他の制作者の間でも音 MAD-mix を大音量で浴びる楽しみ,リアルイベントの楽しみといったものは多分に共有されていたと思う。制作者間でそういったイベントを見に行った回数や DJ,mix などの経験の違いはあっただろうが,ユートロの制作陣の間にはそういう楽しみが共有されていたように感じる。自分自身そういった mix などを作った経験は一切なかったけれども,それでも音 MAD-mix を「観る」楽しみだけでなく「作る」楽しみがあることを感じながら作品を作ることができた。他の制作者にもそういう経験のない人は多かったが,やはり同じように作る楽しさを感じていただろう。自分の音 MAD に対する向き合い方が一度目に変わったのがナートロ 3 なら,二度目に変わったのはやはりユートロだと思うので,ユートロの開催に関わってくださった皆さんにはこの場で改めてお礼を申し上げたい。

そしてまた,ユートロ本番でたくさんの人に来ていただいて,自分たちの作った mix を聴いて,時には歌ったり踊ったりもしてもらったことも非常に嬉しかった。初めて音 MAD をネット上にアップロードして,いいね・マイリスした人の名前を見たり,来たコメントを読んだりした時と同じような感覚を味わうことになった。何度か機材トラブルにより映像が止まる事態も起こったが,その時に来場者であり音 MAD-mix を見る側の方々が音だけで盛り上がって,むしろ盛り上げてくださったことは心の底からありがたかった(ある意味で,「来場者もまた場を作るということにおいてイベントに携わる」という DJ イベント特有の性格に救われたとも言える)。関わってくださった皆さん,来てくださった皆さん,改めてありがとうございました。

自分のパートを振り返る

【UToronics】乗換案内 - ニコニコ動画
 
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【UToronics】乗換案内
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ここからは,自分のパート「乗換案内」について振り返っていこうと思う。今振り返ってみると,この MIX は音 MAD-mix の経験が浅い(というより全くない)中でとにかく自分の好きな動画をたくさん詰め込んだ MIX だったと思う(当然まだ入れられていない要素はたくさんあるが)。ただその中でもひとつ念頭に置いていた要素があって,それは「大変な途中下車シリーズ(いわゆる『下車』)と一般音 MAD をできるだけジャンルとして近づける」ということだった。普段動画を投稿するときも下車と非下車はだいたい半々の比率になるように考慮している1が,これも結局は「下車と非下車の間の関係をもう少し親密なものにしたい」という思いによるものだ。タイトルの「乗換案内」も,それを意識したものにしている。

また,単に音 MAD を繋げて流すというだけ2ではなく重ねたり VST エフェクトをかけたりすることでさらなるトランス感を生み出すということもまた音 MAD DJ(そして音 MAD-mix)のいいところだと思っていたので,積極的に音 MAD どうしを重ねるような MIX をした(これについてはいいこともあったし,悪いこともあったと思っている)。

便宜上 MIX を大きく「前半」「中間部」「後半」と分けて呼ぶ(やや変な呼び方だが,時間配分を考えるとこういう呼び方がふさわしいように思える)。セットリストは Google Spreadsheetで公開している。あと割とダラダラ書いてます,すいません。

前半

MIX を作る上で,最初に何から始めるか(そして次に何を繋ぐか)というところに非常に苦心した。できるだけ広い層にも伝わるような動画を入れたいということで,1 本目の動画はすこってもらえなくて泣く甜花ちゃんをチョイスした。2 本目はもう少し趣味を出すというか,「下車と非下車の融合」を目的としてベトナムのフォニイを入れたが,これが意外とウケが良くてびっくりした。BDD 戦法繋がりで 4ォニイ.bddも重ねている。

MIXのキャプチャ
左から,ウサギ,犬,犬

その後は Cynical Joker を原曲にした音 MAD をいくつか重ねた。Cynical Joker を選んだ理由は,やはり Cynical Ikuyoの原曲として思い入れがあるからだったと思う。Cynical Mazokuの序盤をわざわざ入れているのは,ここで自分が普段使っているシャミ子のアイコンと同じシーンの画像が登場するからである。このパートはいい重ねができたと思っている。特に Cynical Mazoku から「時は来た」のところでなめらかに繋げられたのは気持ちよかった。余談だが,ここで使っている Cynical_Centralは「非下車から生まれた構成で下車を作る」という点においてまさに「下車と非下車の融合」を体現している作品だと思う。

MIXのキャプチャ
アイコン回収

ちなみにここで Cynical Yuyushikiの上に Oyakusoku Joker のジャイアンだけ乗せる映像の構成は当初頭の中になかった。実はユートロ本番からある程度前の時期に制作者でカラオケに集まって,映像ができている人は完成映像を,できていない人は REAPER 出力の映像を流すという会が開かれたのだが,そこで自分の REAPER 出力の映像を流した時に「ゆずことジャイアンが似たようなポーズをしている」ということに別の参加者が気づいたことがきっかけだった。事前に進捗を互いに公開することはこういうメリットをもたらすんだなあと実感した。

MIXのキャプチャ
名案に感謝!

Cynical Joker パートの次には,東大で流すということで東大!!ゴリカスファンディング☆を選んだ。これの次に【祝、ゥ】【小島ッド】コ・ジヨシのOPPイントロ大比止 2時間 Special【リンカーンより】を流したのはどちらかと言えばおふざけの色が強い。結局,自分はバカタレが好きなんだと思う。これらのパート間の繋がりを滑らかにするためにリズム感が良い,自分の好きな3下車作品として ( ゚∀゚)o彡゜DT!DT!を裏で重ねた。音声だけの作品を使うと音は厚みがある(悪く言えばごちゃごちゃする)のに映像はすっきりしていて,そこの調整をどうするべきかかなり悩んだ。

また,繋がりをよくするために DT!DT!の音声を一部切り繋いだ。単なる音 MAD-mix という行為そのものにはそこまで罪悪感を覚えなかったのに,音 MAD-mix の過程で作品の真ん中あたりを切って捨ててしまう行為には罪悪感を抱いて,この違いは何なんだろうと考えるとだいぶ興味深い。おそらく本当に正常な倫理観を持っていれば,まず音 MAD-mix ではなく音 MAD を作る段階から罪悪感を抱くべきなんだろう。

Daruma · ( ゚∀゚)o彡゜DT!DT!

小島よしおがいなくなれば次には再び東大要素がやってくるということで,あぜっち登場(千本赤ちゃんばぶばぶ)。ここの千本赤ちゃんとばぶばぶの重ねは今見返すとかなり微妙だ。素材に共通点があるなど文脈的な繋がりで MIX を繋いだり重ねたりすることはうまくハマれば非常に楽しいが,それと同じくらい音声的な繋げやすさ・重ねやすさも考えるべきだったと思う。小島よしおと千本赤ちゃんの繋げ方もかなり苦心して,最終的にはフェードイン・フェードアウトという無難な選択に収まってしまったが,面白い絵面ができたので良しとする。あぜっちパートの最後にハイパスフィルターをかけたのは(初歩的な繋ぎ方ではあるが)良い繋ぎだったと思う。

MIXのキャプチャ
神奈川県からまいりました,小島よしお

ここまで BPM 170 で進行してきたが,ここから急に 230 まで上がる。穏やかな雰囲気の中間部に入る前に,前半の最後で一度爆発させようということである。この部分は自分自身が大好きなメドレー OTOMAD CAPRICCIOSOの MEGALOVANIA パートだけで構成されている。使うのはもちろん,翔ゲイ合作 2022 の MEGALOVANIA パートである。

GAYMAD KOSHINOHONO[翔ゲイ合作2022] - ニコニコ動画
 
更地
GAYMAD KOSHINOHONO[翔ゲイ合作2022]
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そして,同じメドレーの同じパートで同じようにメンヘラなパートといえば……ということで同じく好きなにょろにょろ合作 3も採用。この合作で言えば他に YONA YONA DANCE パートも大好きだし箱ウケしそうなので採用したかったが,うまくねじ込める場所がなく断念した。

MIXのキャプチャ
絶望エンド

中間部

上でも述べたように,ひとつの MIX に何もかも詰め込もうとしたので,当然ながらテンポの遅いしっとりとしたパートも存在する。そうは言っても自分はもともとハイテンポが好きなので,こういった作品は入れる数を減らす代わりに数を絞ろうと考えていた。いくつか入れたい作品はあったものの,最終的には低速合作の最終パート(Karashi さんのパート)である Operation Arc-Light を入れることにした。低速合作そのものが自分にとって「刺さる」作品だった(特に Lixy さんの「リスを実装する」パートはなんとかして MIX に組み込みたかった)なかでもとりわけ心を動かされたのがこのパートだった。全部流したら長いだろうか,切り詰めて一部だけにすべきだろうかとも思ったが,進捗を互いに公開する時に他の参加者から「雰囲気を出すのならこの尺でも良いのではないか」という意見をもらったりしながら最終的には(ほぼ)フル尺で流すことになった。

そして,もうひとつ下車から好きな作品として鈴蘭台氏の Line(南海汐見橋線)を重ねることにした。もともとこの作品自体好きだったし,それに Operation Arc-Light と重ねたときにドラムの相性が良かったというのもある。両作品の作風を考えて映像は合成せず,交互に切り替える形とした。ちょうど Line のセリフ合わせが断続的だった,つまり人の声でセリフ合わせをするパートとそうでないパートが短い周期で交互に来る作品だったのも都合が良かった。

このパートについては盛り下がるポイントもあったかもしれないが,個人的にはやはりどうしてもこれを流したかった。

Operation Arc-Light - ニコニコ動画
 
削除済みユーザー
Operation Arc-Light
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Line - ニコニコ動画
 
szrndi
Line
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MIXのキャプチャ
映像の合成はしなかったが,映像の一部分を切り抜いて上に重ねたパートは一箇所存在する
MIXのキャプチャ
ここまで流すことへの抵抗感はあったが,それでもここまで流したかった

後半

中間部がしっとりとした終わり方をしたとはいえ,やはり個人的には来場者の皆さんには歌って踊ってほしいので,後半一発目は絶対領域合作から始めた。ここはかなりウケたように感じている。やっぱりバカタレが好きなんだよな,と自分でも感じる。ただ次のパートに移るために早々に切り上げたのは良くなかったかもしれない。

MIXのキャプチャ
何回見ても面白い

ここの次にはジショビキダイボウケンを入れている。途中であまりにも画面が下ネタになりすぎたためはるのぱしー またたきぱしーを重ねてマシにしようとしたが無理だった。

MIXのキャプチャ
星屑テレパスってそんなアニメだったんですか?

そして再び下車パートということで Yurigarbha風化(さいかい交通池島線)を流した。Yurigarbha のタイムラプスパートは個人的になかなか好きな下車的表現のひとつで,タイムラプスを使って落ち着いた雰囲気と疾走感の両方を同時に演出する技が至妙だと思う。一方で Karashi さんの風化は音声も映像も惹き込まれるような作りをしていて非常に好きな作品である(特にブレイクコア的なドラムと哀愁を感じさせるようなフラッシュカット映像が素晴らしい)。両作品ともにここ最近の自分の好みというのを突いてくるような作りをしているので,これはもう重ねるしかないということで重ねさせてもらった。ある意味で最もこの MIX でやりたかったことのひとつでもある。

ちなみに,Yurigarbha のセリフ合わせが「ご乗車ありがとうございました 新百合ヶ丘に到着です」と言っているシーンではあえて風化の映像を強めにして重ねている。これは「新百合ヶ丘に到着です」と言いながら池島の寂れた風景が流れたらちょっと面白いと思ったからである。

Yurigarbha【小田急】 - ニコニコ動画
 
ゆりがおか
Yurigarbha【小田急】
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風化 - ニコニコ動画
 
削除済みユーザー
風化
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そこから 2024 年上半期 5 選 OPを経て学歴厨霧子合作に繋げたが,これが思いのほか微妙な反応だった。いくら東大の学祭のイベントとはいえ流石に学歴厨霧子は飛ばしすぎたのかもしれない。あと同じ曲繋がりでトンデモぼっちも流した。

MIXのキャプチャ
やめなってアリス! 東大で学歴厨ごっこは恥ずかしいんだよ!

そして,えふさんの UNDEAD × JAPAN RED - KOMACHI -を繋げて流した。この作品は音雲4で聴いた時から好きで,特に車内放送メロディを刻んでいるあたりが大好きだったのでそこを聞かせるような重ね方を心がけた。こちらも DT!DT! と同じように切り繋いだので,やはり少し罪悪感を感じている。そしてあとはモニタリングの形式動画,これはモニタリングと UNDEAD の相性が良さそうなのでねじ込んだ。MIX 後半全体の BPM が 180 なのでそれに速度を合わせた結果,両方ともかなり元より速くなってしまった(ただまあ,速くなる分には多少元との乖離が激しくても問題ないと思っている)。

MIXのキャプチャ
図らずも「大曲 大曲です」と「ここからフィーバータイムです」が重なって気持ちが良い

この次には,ジャカジャン・ドナーツ・遠ノイダンサーを流した。ここは(作っている段階から予想はしていたけれども)かなり盛り上がって嬉しかった。「アニメを見ろクソオタクが」コールをしてくれたオタクのみんな,ありがとう——。

それから,ジャカジャン・ドナーツ・遠ノイダンサーと半ば重ねるようにして雲南合作製作委員会の I’m so 幸運なんです。雲南です。を流したところ,バスがドリフト走行する AI 生成映像のところでかなり笑いが取れて面白かった。自分は雲南みたいなものは下車の内輪ネタだと思っていて,下車作者以外にとっては(これがユートロで流れても)面白くないと思っていたため MIX 段階では下車作者以外からのウケは期待していなかったので,結果的に普段下車を見ない層が雲南の動画を見て笑うという事態になったのは後から考えるとなかなか感慨深いものがある。次に音 MAD-mix を作るときはゴォシイを入れようかな

MIXのキャプチャ
AI 生成だというだけで面白いのかもしれない

同じく下車繋がりで(こちらは結構ウケ狙い強めで)六角軸ドリルの IN’も流した。ちなみにこの作品は,これが投稿された当日(厳密には翌日 0 時台だが)にはもう MIX に入れようと決めた作品である。余談だが,とある関西出身者からこのパートに対して「懐かしい」という言葉を聞いて,なるほど確かに,下車はどうしても関東の鉄道にスポットライトが当たる傾向があるなあという気づきもあった。

最後は Renegade Fruits の音 MAD を入れている。やはり最後は誰もが知っている作品を流して終わりたいと思っていたので,生いわよ!で締めようと考えていた。ここまで BPM 180 で流してきたが生いわよ! の BPM をこれに合わせると(特にサビあたりが)あまりにも速すぎるので,途中までは BPM 180 相当になるような速度で再生して途中から BPM 144 相当まで落としたのだが,これでも結構速くなった(進捗を相互に報告する会では「BPM 288」とツッコまれたりした)。まあこういう作風の作品ならゴリゴリに加速して再生してもいいと思っている。再生速度を途中で変えることによって発生する違和感はやはり拭えないものではあるが,ハイパスフィルターでほぼどうにかなった。やはりハイパスフィルターは便利だ。

ちなみに,先ほども言及したように本番の少し前にカラオケで進捗会を開いたのだが,当日流す順番はその場で決まった。自分のパートが最初のパートだったのは,生いわよ! の最後のセリフが「いいから生放送を始めるわよー!」であり,最初のパートが終わったときにこのセリフが流れるのがちょうどいいだろうという結論に至ったからである。やはり進捗会を開いて,対面で意見を出し合うという形式はユートロ全体を通してかなり役立ったと感じる。

こうして音 MAD-mix「乗換案内」は完成した……












……と思いきや,最後の最後になって「やっぱり最後が物足りない」という気持ちが出てきて,最終的な結論としてあの動画も一緒に重ねることにした。後悔はしていない。大丈夫,本当に流したらまずそうな部分の映像はカットしてあるから。

おわりに:音 MAD-mix を作ってみて

1 年弱前までは(何度か動画を少し見たことはあっても)ほとんど触れたことのなかった音 MAD-mix というコンテンツにすっかり惹かれて,作り上映する側も経験してしまった。1 年前には到底考えられないことだったと思う。それにリアルイベントの楽しさも存分に知ることができて,こんな世界を知ることができたということがありがたい。明日の WES-TEQ も楽しみだ。皆さんもぜひ,良き音 MAD-mix ライフを!

脚注

  1. 最近動画を上げられていないのであまり意味のない発言になっているが……

  2. 実はこの「単に音 MAD を繋げて流す」ということ自体が気持ちいい MIX を目指すとかなり高度なことを要求するということに気づいていなかった。

  3. 実は SoundCloud で自分が 2025 年に最も多く再生した作品でもある(参考)。

  4. SoundCloud のこと。

《おわり》

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